そこで、複数の種類の日時を管理しなければならない場合でも、1つのカレンダーにまとめて表示できるプラグインを作りました。それが、【まとめ表示カレンダー】プラグインです。無料プラグインページからダウンロードできます。
●使い方
例:葬儀管理アプリで「四十九日」「一周忌」「三回忌」などの年月日(日付または日時フィールド)が管理されているとします。
kintoneのカレンダー機能では、これらの日付(以下、「日時」も含む)は別々のカレンダーにしか表示できません。このため、1つの画面で全ての日程を把握することができず不便です。
「まとめ表示カレンダー」プラグインを使うと、下の画像のように、ひとつの画面で全ての日付を表示できるようになります。
この例では、故人のお名前を「タイトル」として表示し、その後ろに種類を表す文字列(下の例では「一周忌」)を付加しています。
●設定方法
1. 一覧設定でカレンダーを作る
- 「レコード一覧の表示形式」で「カスタマイズ」を選択します。
- 「一覧ID」は 2.項で設定しますので、控えておきます。
- 「HTML」には div 要素を記述し、その id 属性値は任意の文字列(この例では hoyo )を記述します(2.で設定します)。
2. プラグインの設定画面で、一覧設定(1.項)の値をセットします。
3. カレンダーへの表示設定(内容と日付)
- 「タイトル」として表示する内容をどのフィールドから取得するかを指定します(フィールドコードを指定)。
- 「タイトルの後ろに続く言葉」を何にするのかを指定します(カンマ区切り、下の「日付」フィールドの並び順に合わせる)。
- カレンダーに表示する日付フィールドを指定します。(カンマ区切りで複数指定可)。
4. カレンダーへの表示設定(色指定)
- 3.項の並び順に合わせて、カンマ区切りで文字色と背景色をそれぞれ指定します。
5. 「保存」ボタンをクリックして、設定を保存してください。